HIKINO MAHO--blog




 
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兵庫県立美術館での展示、コニカミノルタプラザでの入選者展示と、
怒濤のスケジュールをなんとかかんとかで乗り越え、
6月はその後片付け&リスタートを切るべく、、ちょっと休憩していました。

思うところは色々ありました。
私は精一杯やりました。
それでも、それ故に、自分の力不足とスタミナの無さ、懐の浅さが露呈してしまい、
これが最善だったのかというとクエスチョンマークが沢山浮かんでます。

はっきり言って。
ここまでやって、私は何が残せたんだろう?コレに何の意味があったんだろう?という疑問が大きくて、悲しくなってしまいました。


というわけで少し休憩中です。

自分の作品も含め、
この世に溢れる多くの作品、展覧会、美術書、人と話していても、心に響くものが最近とても少ない。それはきっと、作品が、この業界が、悪いのではなくて、自分の心がまっすぐでないからです。

私はアートの力を信じているけれど、今の時代を生きるアーティストの力というものをイマイチ信用しきれません。実際、この現代に生きるアーティストたち自身が、アートの力を信用していない気がします。

アートというものが、私にとって生きること自体の意味を示していくものであるはずであったのに、それが具体的に、現実的になればなるほど、果たしてこれが本当に、意味なんて持つのだろうか、その胡散臭さを乗り越えて、信じられるものを私は一生見いだし続けるんだろうか、よく分からなくなります。



兵庫県立美術館でお会いした人の中で、
ふらっと会場に入って来て作品を見てくれた年配の男の方が、
「こういうことをやっている人が居ないと、世の中面白くないからね」
とサラッと言ってくれて、救われた気もしました。

でもそれだけでいいのかなという気持ちもしました。


コニカミノルタプラザの展示では、
私は入賞はできなくて、他の展示の方の作品が評価されている様子を眺めていましたが、
それは中々に苦痛でした。

「コニカミノルタ ソーシャルデザインアワード2016」というだけあって、
デザインに特化した作品が多く、審査員の方々の目線が、その「成果」、もしくはそれに繋がるもの、に着目していることを感じました。
それはそれとして正しいと思いますが、やっぱりそれも、それだけでいいのかなという気持ちもしました。


私は、
分かりやすくて単一的な結果や答えに人を導くことが怖くて、出来ません。
かといって、例え誰からも理解されなくても私は私だ、なんていう作品だけを作ることも怖くて出来ません。

どちらも間違っているような気がしています。



6月の頭は、仕事の時間以外は、パソコンを一切触らずにひたすら寝てましたが、そのあと、普段話さない人と会う機会が色々とあって、顔を出してみたりもしてみました。
そんな時、私が話せることは、アーティストとしての私の、これまでと今、、、

これまで「アーティスト曳野真帆」として、話すことも書くことも、考え方さえすべて、常にコントロールしようと思って、そうしてきた分、今となっては、そうじゃない方法で話をすることが出来なくなっていた。
ポジティブなことを言ったら今は嘘になるのに、どう転んでもそういう風にしか人に話せないし、何か上から目線になっちゃう。


未だに、というか近年になってから「アーティストなんてやめたい」と思うことが増えました。それは自分が「アーティストなんだ」という立ち位置が確固としていることと、そこへの成功を真剣に捉えて実際に行動している反面にあるのだと思いますけど、ただそのために、アーティスト活動を単純に楽しいと思えなくなった今のやり方が、正しいのかどうか、ちょっと考えてます。
答えは多分ものすごく単純なところにある気はしているのだけど、そこまで気持ちがついていかない。


なんだかなあーとモヤモヤしたまま、ではありますが、まあ少しずつ気持ちの波が落ち着いてきてはいるので、人と会って話すことや、ただ楽しむことを大事にしながら、これもまた成長過程のひとつと思える日がくるまで、しばらく耐えるしかないです。
ただ、今の気持ちを無かったことにはしたくないので、久々にブログにしてみました。
30歳最後のブログになりそうです!うげー。
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