HIKINO MAHO--blog




 
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好きにやっていいから

私がデザインの仕事をやってみて一番嫌だなーと思ったのは
「好きにやっていいから」をやけに押してくる案件。

本当に好きにやっていいなんてことは有り得ない。
作ったら作ったで、「いややっぱりここは。。」ってなって
細かい修正をいっぱい食らったり、もはや最初からやり直しじゃん!
ってなるの知ってるもん!そういう仕事メンドクサイ!

でも
これまでデザインをやる側、指示を受ける側だったのが、
最近はところどころでデザインを頼む側、指示を出す側になり、

「好きにやっていいから」とか言った。笑


そして、駄目出しをする難しさを知った。
デザインにも好みがあるし、私だったらこうするああする言うんだったら
最初から自分で作れよって感じだし。
「好きにやっていい」と言った手前、なんかゴメンって気もするし。
相手のセンスに信頼を置きながらも(これが結構難しい)
色々自分のやりたいこと伝えつつ、、
伝えるにしても、言い方ってモノもあるし。。(日本人的ーー!)

そう考えたら今までの自分の傲慢さを反省した。
褒めながらもあんなに細かく指示を出してくれた
大人な皆さんありがとうございましたm( )m


そして「好きでやっていい」=「これはチガウってのを(私に)教えて」
ってことだなと分かった。


「好きにやっていい」から一発で、
「これだ!これこそ俺の求めていたデザインだ!」ってなることなんて絶対無いもん。
むしろすごい回り道をしながら完成することが多い。

今はどうしたらいいのか掴めてない、
もしくはそれを上手く言い表せない、方法が分からない相手に、
まずは「これじゃない、、」っていうところから相手の意見を言わせる、のが
「好きにやっていい」という仕事だと、最初から考えてれば問題ない。

自分のやりたいことが、しかもデザインとか言葉にしにくい分野で、
最初からちゃんと方向性とか方法が語れる人間なんて、早々居ないものね。

自分の好きにやれるって言うのは有り難いことだけど、
それだけだと何とも動きづらいし、無駄な期待をしすぎてしまうので、
今後そういう仕事が来たときのスタンスが学べてよかった。



自分大人になったなーって漠然と思うことが多い、
そして今のそういうスタンスがとても楽だし好きなので、
そう感じることが、苦痛じゃない。

昔から感情的に怒ったりすることはほとんどないほうだけど、
それは他人に対してイライラしたり不条理を感じたりしたときに、
その感情に蓋をする以外、解決法を知らなかっただけだ。

「物事」について、
それは何でそうなったのかっていう私なりの解釈(体験)と、
自分のメリットと、それに向かう経路を常に大事にすることと、
傷つくことや嫌われることを恐れない前向きさと、
他人は他人だという諦めと、

それを自分だけでなく、相手の立場にも当てはめて考えると、
自分に蓋をするんではなく、納得して進んでいける。



I have not failed. I've just found 10,000 ways that won't work.
=Thomas A. Edison

私は失敗したことがない。
ただ、うまく行かない一万通りの方法を見つけただけだ。
トーマス・エジソン
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