HIKINO MAHO--blog




 
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展示無事終わりました。

展示準備中、展示期間中、
NYじゃ絶対考えないようなことを色々考える機会がありました。
難しい問題だけど、それも含めて構築的にかつポジティブに考えるようになった、
だからいい意味でね、色々最近考えているのだけど、

その一方で、その脳みそで考えていることが複雑すぎるのか、
行動に、体に、どう結びつけていったらいいのかまで頭回らなくて、
行動力というエンジンに火がつくスピードが、
我ながらすげー遅いなあってイライラしている。




今日は、ゼロ次元の加藤好弘と、オル太のアーティストトークと展示を見に行きました。
挑戦者であること、誰かに対決を挑んでいること、
でも人を愛していること、楽しんでいること、そういう姿勢とか、
ずっとNYに住んでいて最近アジアに拠点を戻したその要因(アジアにおけるアート事情)とか、
身にしみる話を聞けたり。

自分は本当は何者であったのか、ということに立ち返っていく行為に
「夢」というキーワードも出てきてジーッと聞いといた。
(まあこれは必然なんだけど。このことはまた今度書くかもしれない。)


それはそれとして、

始まる前に読んでた、大竹昭子の「ニューヨーク 1980」という写真集+エッセイがとてもよかった。

写真家の彼女が語ることにとても共感したのは、

イメージの世界は、それらをどう組み合わせるかによって多様に変化するのであり、無から有を作るのではなく、既にある世界から細かい選択を重ねて作るもの。
連鎖のように続くセレクトの行為、内部と外部で起きている様々な事象に判断を重ねていくことは、生きる行為にとても近い。
(私が覚えている範囲での抜粋)

ということだ。


私が前に書いたブログから引用
>>>

私の制作において

同じ色は、二度と出ない
同じ形も、二度と創れない
同じ過程も、二度と通過しない


In response to the question "How do you know when you're finished?",
Pollock replied "How do you know when you're finished making love?"
Jackson Pollock

作品の完成は
エクスタシーの頂点


美しいものを探していると、
私の想定を越えたものが、
奥の方から突然滲み出てきて
私は肯定される


私は美しいものを創ることは出来ないかもしれない
でも美しいものは勝手にそこらかしこに
生まれてきて消えていくものだから
私自身が創造者にならなくたっていいんだ
いつも見ている世界をもう一度なぞっているだけ
美しいものが見たいという気持ちに
妥協をしなければ
作品は勝手に完成する


ただし一切妥協しない
最高のエクスタシーじゃなきゃ、それは「違う」
私が得たいのは、それじゃなきゃいけなかったという確信


>>

というのをポートフォリオにも載せていて、
それを数日前に(個展中に会場で)読み返したときに、
自分の文章ながら泣きそうになった。


その流れもあって、
ああ、私が映像やってんのはこういうことだったんだなーって思った。
今まで「ナンデ映像なんですか」って聞かれたときに
「まあ自分が得意とする技術として、そこにあったからで、ただのツールだよ」
と応えていたけど、

この世界を生きることは自分自身の「選択」の連鎖なんだってこととか、
もうこの世界はもう退屈なくらい美しいんだ、ってこととか、
それは次々と現れては消えるものなんだってこととか、

私の人生観みたいのとこを1つにラインに結んでいったら、
映像って手法に必然的にたどり着いたんじゃないかなあって思う。


10年近くやって、やっとこさ!!!!そう思えた。


まー
会期中、久しぶりに自分のポートフォリオを読み返したら、
自分の気持ちを書き残しておくって本当に大事なことだなーって思った。

ちゃんと文章を書いたり、本を読んだりしようと心を新たにする。
ので、ブログの更新はその一つの行動。
リハビリを兼ねているので
しばらく意味不明なブログばっかりかも知れないけど許してね。
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